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「ローマ」 #17 偽りの和解 / Heroes of the Republic
2008年01月12日

「ローマ」 #17 偽りの和解 / Heroes of the Republic写真、ちょっと大きかった?
アントニウスに和解を求める為、彼の陣営を訪ねるアグリッパ、オクタヴィアヌス、マイケネス(左から)

【キリストの生まれる前・・・】
私はクリスチャンでは無いので、このあたりの話は弱い(しかも宗教全般についても弱い)のですが、現在私が観ている最中の「ローマ」は、大体、紀元前40年くらいの話です。

キリストが生まれた年を西暦「ゼロ」年、としている西暦ですので、まだキリスト教はおろか、キリスト自身も存在していない時代です。

人々は盛んに「神々」という言葉を口にします。マルスは戦いの神、ユピテルは気象(特に雷)の神、バッカスはお酒の神、・・・、などなど。目的によって、祈る対象となる神も、この頃は違っていたのでしょう。

今話で再登場する、リュデ(エスター・ホール)は尼のような格好をしていますが、いわゆるキリスト教の尼さんでは無く、ローマ神話に登場する神に仕えていることも解ります。

また、日本ではユダヤ人、ユダヤ教、キリスト教をごっちゃに考えがちですが、ユダヤ人の歴史(「モーゼの十戒」や「出エジプト」など)は、キリスト教はおろか、今の共和政ローマより、もっともっと古く、レヴィ(ナイジェル・リンゼイ)やティモン(リー・ボードマン)が今話で訪ねたところはユダヤ教の寺院。キリスト教とは、全く違うものであることも史実のようです。



この話は、後々のパックス・ロマーナ(Pax Romana = ローマの平和)、その決め手となる「アクティウムの海戦」、さらにその前の第二回三頭政治、さらにさらにその前の「フィリッピの戦い」の軸となる、重要なエピソードです。

【「偽りの和解」】
原題は「Heroes of the Republic = 共和国の英雄たち」。「たち」という言葉が気になります。

ローマに戻り、ローマ城外に陣を張っているオクタヴィアヌス(サイモン・ウッズ)。キケロ(ディヴィッド・バンバー)に凱旋式を求めますが、キケロは「凱旋式を民衆は好まない」と反発します。その代りとして、オクタヴィアヌスは、自分を執政官に任命するようにキケロに進言します。

内ガリアに居てなかなかローマへ進軍出来ずにいるマルクス・アントニウス(ジェームズ・ピュアフォイ)。兵士たちは火を囲み、スープを飲んだり、暖を取っています。そこに狩りをしてきた鹿を運んでくるアントニウス。「食うぞ!」と一言。

ブルートゥス(トビアス・メンジース)とカッシウス(ガイ・ヘンリー)は、20もの巨大な軍団を伴い、ギリシア周辺にいます。

キケロの失策】
キケロアントニウスがまだ生きていることを快く思わず、レピドゥス(ローナン・ヴァイバート)と共に、2軍団を内ガリアに送り、アントニウスに最後のとどめを刺そうとします。

が、その軍隊はアントニウスを見るなり、ほとんどがアントニウスの側についてしまい、レピドゥスは一瞬で軍勢を喪失、アントニウスに捕えられます。そして彼の部下としてそのまま将軍を続けさせられる羽目になります。

執政官に任命されたオクタヴィアヌスは、元老院で「父を殺したブルートゥスとカッシウスを殺人者とし、共和国の敵として殺害したい」という動議を出します。オクタヴィアヌスからは、

「何でも相談して、同意を得てから、元老院で発言します」

と言われていたのに、「台本」以外の言葉が飛び出したキケロは大困惑。「あの若造にはめられた」と落胆。友であるブルートゥスとカッシウスの安否を心配し、手紙を出します。

オクタヴィアヌスとその周辺】
ローマに帰ってきたことをオクタヴィア(ケリー・コンドン)は喜びます。母のアティア(ポリー・ウォーカー)にも、一緒に彼に逢いに行くように勧めますが、「彼がここに姿を現すまで待ちます」と一言。

オクタヴィアがそのことをオクタヴィアヌスに話すと「それでは、母とは一生逢えませんね。」と返します。オクタヴィアヌスはアティアがアントニウスに自分を殴らせたことを未だに恨みに持っており、オクタヴィアはオクタヴィアヌスのお陰で多大な借金を抱えてしまっていることを不信に思っています。執政官になったことを話しても「何でそう面倒ばかり(家に持ち込んでくるのか)?」と不満そうなオクタヴィア。

「とんでもないろくでなしになったのですね」

とオクタヴィアヌスに言い放って出て行ってしまいます。

が、母アティアが突然オクタヴィアヌスを訪ねてきます。アティアは自分の行為の許しを乞います。オクタヴィアヌスはそれを許し、自分の家にやっと戻って来ます。

アグリッパ(アレン・リーチ)は相変わらずオクタヴィアのことが好きで仕方が無いようです。マイケナス(アレックス・ウィンダム)と一緒に訪ねた酒場(?)で、大麻に酔っ払っているオクタヴィアヌスを見つけたアグリッパはそのまま抱きかかえて、自宅に連れて帰ります。

アティアがそんなオクタヴィアを見つけ、「この酔っ払い!イオカスタ(カミーラ・ルーサーフォールド)とはもうつるむな。奴隷にモノをしゃぶっていたんだろう!?」と罵倒しますが、それをかばうアグリッパ。なぜかばうのがいぶかるアティアの前で、オクタヴィアを愛していると言い、その言葉に困惑するアティアとオクタヴィア。

プッロとオクタヴィアヌス】
オクタヴィアヌスが執政官に任命される直前、プッロ(レイ・スティーヴンソン)がオクタヴィアヌスを訪ねます。

そこで、ヴォレヌス(ケヴィン・マクキッド)は家族と一緒に住まうようになったが、アヴェンティウス内部で元締め同士の争いが絶えないことを話します。

オクタヴィアヌスはそれを何があっても止めるようにとプッロに話します。ローマ内部での争いは断絶したいとのこと。

プッロヴォレヌス
子供たちと一緒に帰って来たヴォレヌスプッロは組合に戻る必要は無い、子供たちをかくまってあげるように、と話しますが、ヴォレヌスは、アントニウスの命令でアヴェンティウスを守っていること、また、隠れたり隠したり生きることをしたくない、とプッロに反発します。

ヴォレヌスとプッロの不在中、独りで元締めをやっていたマスキウス(マイケル・ナードン)は彼らを歓迎しますが、今まで通りの「三番目(プッロの次)」をヴォレヌスから聞かされて、かなりがっかりします。

エイレネ(チアラ・マスタリ)は、戻ってきた子供たちを歓迎しますが、反面、独りアヴェンティウスに残された自分をプッロに、「ヴォレヌスのことを愛していて、私のことは愛していないんだろう」と言いますが、「二人同時に川で溺れたら、先にお前を助ける」と言います。

「体重が(ヴォレヌスに比べて)半分だ。重くないから助けやすい」

とジョークも。それを聞いて安心するエイレネです。

【ヴォレヌスと子供たち】
何となくギクシャクした感じの親子です。子供達は、自分の母(ニオベ。インディラ・ヴァーマ)を父親に殺されたこと、また、自分達は父親に呪いをかけられたことを、未だに怨んでいます。

父の書斎からお金をくすねたり、逃げてリュデを訪ねたり・・・。

ただリュデは、父親にはお前たちしかいないし、憎しみを隠してでも一緒に暮らすように説得します。



ヴォレナ姉(コーラル・アミーガ)が、最後のシーンで見せる手の形、ハワイの「Hang Loose」のサインですが、当時は「F**k you」の意味だったのでしょうか?かなりインパクトがあります。

史実的には、キケロがオクタヴィアヌスに、ブルートゥスとカッシウスは20軍団を抱えており、それがローマに押し寄せてきたらどうなるか解るか?とある意味脅されたときに、母アティアと使って内ガリアに居るアントニウスを訪問、アントニウスと和解し、ブルートゥスに一緒に立ち向かうことを決めますが、既にアントニウスの部下となっているレピドゥス、そしてこの和解、既に第二回三頭政治のお膳立ては出来ちゃった、というところでしょう。

さて次回は、ついに「フィリッピの戦い」。セルウィリア(リンゼイ・ダンカン)は父の形見の指輪をブルートゥスに送り、幸運と無事を祈ります。

その指輪、果たして効果はあるのか・・・!?(無いのは解っているけど、どのように効果的に使われるのか観たいです。)
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