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「ブラック・ボックス~記憶の罠~(La boîte noire)」(2005 フランス)@WOWOW
2010年07月19日

2010年7月17日から20日まで、WOWOWで「シチュエーションホラー特集」という企画でホラー映画を特集しています。
シチュエーションホラーと言えば、ジェームス・ワン監督の「ソウ(2004 アメリカ)」でそのジャンルが確立されたと思います。
「ある特定の場所に居合わせた数名が、そこから脱出するために、人間模様や真実の姿など色々な情景を見せながら、知恵を出しあったりチャンスを待ったりする」
それに恐怖の要素を付け加えたものです。「ソウ」での脱出するために自分の足をノコギリで●るシーンは、本当に鮮烈でした・・・。
昨日観たのはフランス映画、「ブラックボックス ~記憶の罠~」それと「パニック・エレベーター(2007 イギリス/スペイン)」でした。今日は休みだったので、2本続けて観てしまいました。
とてもシュールだった、「ブラックボックス」の方をご紹介したいと思います。
【グロいシーンは無いのでご安心を】
ある男性、アルチュール・セリグマン(ジョゼ・ガルシア)が自動車事故を起こすシーンでスタートします。目の前には自転車に乗った少年が突っ込んで来て・・・!
頭を傷つけたのか、断片的に医師の会話や映像が目に入ってきます。その最中に色々な寝言を呟くセリグマン・・・。
目覚めたときに、ついてくれている看護婦が、
「無意識(意識していな部分、という意味)に気付けることは素晴らしいことよ!」
と自分が発していた寝言のメモを渡してくれます。
パリに住んでいるのに、事故を起こして連れ込まれた病院はシェルブールだったり、記憶が断片的。なかなか自分の周辺の環境や人物に馴染めない日々が続きます・・・。
<< まだ途中です。>>
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2010年02月18日
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ています。なかなか表に出ることのない宿の支配人、フロントスタッフ、
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「欲情のバンガロー ローラとイグナシオ (Rojo intenso)」 (2006 スペイン/チリ) @WOWOW
2010年01月30日
※ R-15指定になっている映画で、ポルノの要素が強く表現されていますので、15歳未満の視聴者は十分に注意してください。
【なかなか面白い映画でした・・・】
WOWOWで「R-15」という注釈があると、大体ポルノシーンが出てきます。私も男ですので、しかも説明には「サスペンス」という見出しが付いてましたので、
と観てみました。
なかなか見ごたえのあるサスペンスだと思います。
【映画そのものの説明】
原題の「Rojo Intenso」はスペイン語で「激しい赤」という意味だそうです。英語で言うなら「Intensive Red」でしょうか、赤は恐らく血のことを指していると思います。
チリにもスペインにも知識が乏しい私ですので、場所の設定がまったく解らなかったのですが、この美人女優、マリア・エレーナ・スウェット(María Elena Swett)さんはチリの女優さんだそうですので、恐らくチリでの話だと思います。
日本ではDVDとかになっていないので、この映画の鑑賞は希少な体験だったと思います。
【あらすじなど・・・】
設定はありがちなもので、知り合いの男性が自分に牙を向けるようになり、執拗に追いかけてくるという感じですが、主人公のローラ(マリア・エレーナ・スウェット)は外科医で閉所恐怖症を持っていることが、ちょっとですが、話を面白くしています。
ローラはレイプされた上に、それを録画され、レイプ魔のイグナシオ(ファビアン・マッツェイ)には「旦那にこのことを話したら殺すぞ」と脅され、何も言えないまま時は経ち、普通の生活に戻れたかと思っていたら、またイグナシオは彼女の前に現れるのでした。
イグナシオがまだまともな時にローラにギターの弾き語りを聴かせますが、その曲が効果的に使われていたと思います。
ローラの息子のフアン(サルバドール・サクール)ですが、かなり親のしつけがなっていないようですネ・・・。
【見どころ】
初めて見た女性ですが、本当に美人だと思います。私はこの手の顔がモロ好みです。しかも上唇の上のほくろがたまりません!
ただ、最初の時点でかなりのきっかけを作ってありますので、どうやってばらすのか、どうやって脅すのか、など、その宙ぶらりんな状態はうまく使えていたんじゃないかと思います。
それにイグナシオの本性や素性が不明確なので、すれ違いや他の女性が犠牲になったり、かなりがた痛ましいサスペンスだったと思います。
★★☆☆☆
へーという気分です。こういう映画もあるのね・・・。チャンスのある方は観てください。
>> WOWOWの紹介ページ

おまけ

WOWOWで「R-15」という注釈があると、大体ポルノシーンが出てきます。私も男ですので、しかも説明には「サスペンス」という見出しが付いてましたので、
これは観ないでおられるか (*`θ´*)
と観てみました。
なかなか見ごたえのあるサスペンスだと思います。
【映画そのものの説明】
原題の「Rojo Intenso」はスペイン語で「激しい赤」という意味だそうです。英語で言うなら「Intensive Red」でしょうか、赤は恐らく血のことを指していると思います。
チリにもスペインにも知識が乏しい私ですので、場所の設定がまったく解らなかったのですが、この美人女優、マリア・エレーナ・スウェット(María Elena Swett)さんはチリの女優さんだそうですので、恐らくチリでの話だと思います。
日本ではDVDとかになっていないので、この映画の鑑賞は希少な体験だったと思います。
【あらすじなど・・・】
設定はありがちなもので、知り合いの男性が自分に牙を向けるようになり、執拗に追いかけてくるという感じですが、主人公のローラ(マリア・エレーナ・スウェット)は外科医で閉所恐怖症を持っていることが、ちょっとですが、話を面白くしています。
ローラはレイプされた上に、それを録画され、レイプ魔のイグナシオ(ファビアン・マッツェイ)には「旦那にこのことを話したら殺すぞ」と脅され、何も言えないまま時は経ち、普通の生活に戻れたかと思っていたら、またイグナシオは彼女の前に現れるのでした。
イグナシオがまだまともな時にローラにギターの弾き語りを聴かせますが、その曲が効果的に使われていたと思います。
ローラの息子のフアン(サルバドール・サクール)ですが、かなり親のしつけがなっていないようですネ・・・。
【見どころ】
もーーーー!マリア・エレーナ・スウェットのトップレスしかないでしょう!!
(*^。^*)
(*^。^*)
初めて見た女性ですが、本当に美人だと思います。私はこの手の顔がモロ好みです。しかも上唇の上のほくろがたまりません!
ただ、最初の時点でかなりのきっかけを作ってありますので、どうやってばらすのか、どうやって脅すのか、など、その宙ぶらりんな状態はうまく使えていたんじゃないかと思います。
それにイグナシオの本性や素性が不明確なので、すれ違いや他の女性が犠牲になったり、かなりがた痛ましいサスペンスだったと思います。
★★☆☆☆
へーという気分です。こういう映画もあるのね・・・。チャンスのある方は観てください。
>> WOWOWの紹介ページ

おまけ
「ティンカーベルと月の石 (Tinker Bell and the Lost Treasure)」 (2009 アメリカ) @109シネマズ
2010年01月11日
※ ネタばれが含まれますので、読む方はご注意ください!※
【前作に比べると・・・】
※ 著作権の関係上、画像はありません。オフィシャルサイトへのリンクはコチラ ※
娘(4歳)が大好きなのですが、やっと観に行くことが出来ました。前回ディズニーランドを訪問した時も、映画前作をモデルにした「スプリングカーニバル (2009)」の時でした。本物のフェアリー達、特に「シルバーミスト」のファンの娘は、本物に逢えて、顔が真っ赤になるほどの緊張ぶりでした・・・。 (*^。^*)
前作は、ティンカーベル誕生の秘密、ということもあり、かなり良く出来ていたと思います。ハラハラするところ、最後のメインランド(恐らくロンドン)の訪問も、本当に感動的でした・・・。
ところが今回は・・・。
【季節は秋】
ティンカーベルに、毎年行っている秋のお祭りの杖を作りなさい、という命令がクラリオン女王から下るところから話の本筋になります。杖には必ず「月の石」という妖精の世界ではとても大切な石を組み込む必要があります。
その石に青い月の光があたり、そこから出来る粉が妖精の世界にとても大切なものなんだそうです。
前作でチラッと出てきた、妖精の粉の番人、テレンスに手伝ってもらいながらの製作の途中で、杖は壊れますが、それをテレンスのせいにするティンカーベル、さらに悪いことには、アクシデントに見舞われ月の石さえも粉々に壊してしまいます。
誘われた劇の中で、何でも願いをかなえてくれるという鏡の話を聞きます。ティンカーベルはその鏡に月の石を元の形に戻してもらうようお願いするために、独りで旅に出るのでした・・・。
【予告編では】
予告編を観たときに、ストーリー的にかなり期待された方も多かったことでしょう。
観る限りでは、何かのアクシデントに見舞われて月の石が輝きを失ってしまい、
※ ここが変。何で予告編では、「その石が輝きを失うとピクシーホロウに大変な事が・・・」とか言うんでしょうか?私は半ば詐欺に近いと思ってますけど。※
その輝きを取り戻すためにティンカーベルが選ばれ、旅に出る、という印象を受けますが、それは
ウソ
です。ティンカーベルは、
自分の犯した罪を隠滅するために旅に出る
のです。
チョーご都合主義です (*`θ´*)
さらに許せないのは、
月の石がバラバラのままで杖に刺さっていても誰もとがめない
こと。フェアリーメアリーに至っては、
「よく考えついたわね?」
だと~!?
「割れた破片を見れば、自分で意図して割ったのかそうでないのかは、解るだろう!?」
と勝手に憤慨していました。
でも、娘がそれなりに楽しんでいたようなので、まー許してあげましょう。でも、私的には
★★☆☆☆ (秋の映像のきれいさでオマケ)
です。
【最後に・・・】
妻が一言。
「来年の人はどうするんだろうね?」
・・・。私もそう思います。(-"-;)
「バンテージ・ポイント (Vantage Point)」 (2008 アメリカ) @WOWOW
2009年12月26日
【90分の息の詰まるサスペンス】
最近の映画は、異様に長いのが多いです。
昔は、恐らく、VHSビデオを意識してか、120分以内に収まる映画が多かったです。それ以上長くなると、多くの場合は2本組みとして販売されるためか、あまり長時間の映画は目にしませんでした。
その後DVDという新しいメディアが出来、片面2層で約240分の収録が可能になると、130分以上の映画がゴロゴロ出てくるようになりました。「ロード・オブ・ザ・リング(2001~2003)」シリーズに関しては、3部作であるにも関わらず、一本170分(2時間50分!)もの長編になっていました。
監督や製作側の伝えたいことは解るのですが、『短く収める』のも作る側の芸術力なんじゃないかと、私は勝手に思ってますけど・・・。
【スペインでの演説の際に・・・】
この映画は90分!短いですし、内容が濃いため、あっという間に観終わってしまうと思います。居眠りをしている暇なんて、一切ありません!
(かく言う私も居眠りをしようと思って自宅で観たのですが、かえって目が冴えてしまいました・・・。)
テーマはテロリストです。かなりアクション性の高いサスペンスになってます。
アメリカ大統領(ウィリアム・ハート)はイスラム諸国と欧米とのテロリストに関する和解に関する首脳会議をスペインで開催しています。その開催中の成果を世界に発信するため、演説を行おうとしますが、その演説の場で狙撃され凶弾に倒れてしまいます。狙撃が起きると、遠方から爆発音が聞こえ、しばらくすると演説上も大爆発を起こします・・・。
映画は、その場に居合わせた、
1. その演説を中継しているテレビディレクタ - レックス (シガニー・ウィーバー)
2. 大統領を警護しているSP - トーマス・バーンズ(デニス・クエイド)
3. スペイン市警 - エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)
4. ビデオカメラで撮影していた観光客 - ハワード(フォレスト・ウィテカー)
5. その街に住んでいる親子
6. 大統領本人
7. テロリストのみなさん
を軸にして、それぞれの、演説から23分前、演説から狙撃、爆発、その後・・・、を、それぞれの立場で描いた、ものすごく凝った映画になっています。
最後はその6つの立場(シガニー・ウィーバーは最初だけかも・・・。)が最後に一本の線になって、クライマックスとなります。
【すごく良く出来ている映画です】
★★★★☆(4つ半)
最後の方はカーアクションの様相が強くなってきますが、それでも心臓ドキドキ!スペインの街中を猛スピードで走り抜けるチェイスアクションは、本当に目が覚めます!!
縮めてしまえば、『大統領を暗殺した犯人を捕まえるまでのクライムサスペンス』になってしまうのですが、暗殺する人、暗殺される人、暗殺した人を捕まえる人、だけが映画の登場人物ではない、その場には色々な人がいて、全然関係ない人まで暗殺に巻き込まれてしまっている(ここではフォレスト・ウィテカーとスペイン人の親子がそれを象徴していますが)、そういう状況は当たり前なんだよ、というテロリズムに対する、強烈な批判が映画の中には編み込まれていんじゃないかと、私は思っています。
この監督は、テロリズムのことを描きながらも、本当にテロリズムに対する怒りを持っているんじゃないかと、そう感じました。

昔は、恐らく、VHSビデオを意識してか、120分以内に収まる映画が多かったです。それ以上長くなると、多くの場合は2本組みとして販売されるためか、あまり長時間の映画は目にしませんでした。
その後DVDという新しいメディアが出来、片面2層で約240分の収録が可能になると、130分以上の映画がゴロゴロ出てくるようになりました。「ロード・オブ・ザ・リング(2001~2003)」シリーズに関しては、3部作であるにも関わらず、一本170分(2時間50分!)もの長編になっていました。
監督や製作側の伝えたいことは解るのですが、『短く収める』のも作る側の芸術力なんじゃないかと、私は勝手に思ってますけど・・・。
【スペインでの演説の際に・・・】
この映画は90分!短いですし、内容が濃いため、あっという間に観終わってしまうと思います。居眠りをしている暇なんて、一切ありません!
(かく言う私も居眠りをしようと思って自宅で観たのですが、かえって目が冴えてしまいました・・・。)
テーマはテロリストです。かなりアクション性の高いサスペンスになってます。
アメリカ大統領(ウィリアム・ハート)はイスラム諸国と欧米とのテロリストに関する和解に関する首脳会議をスペインで開催しています。その開催中の成果を世界に発信するため、演説を行おうとしますが、その演説の場で狙撃され凶弾に倒れてしまいます。狙撃が起きると、遠方から爆発音が聞こえ、しばらくすると演説上も大爆発を起こします・・・。
映画は、その場に居合わせた、
1. その演説を中継しているテレビディレクタ - レックス (シガニー・ウィーバー)
2. 大統領を警護しているSP - トーマス・バーンズ(デニス・クエイド)
3. スペイン市警 - エンリケ(エドゥアルド・ノリエガ)
4. ビデオカメラで撮影していた観光客 - ハワード(フォレスト・ウィテカー)
5. その街に住んでいる親子
6. 大統領本人
7. テロリストのみなさん
を軸にして、それぞれの、演説から23分前、演説から狙撃、爆発、その後・・・、を、それぞれの立場で描いた、ものすごく凝った映画になっています。
最後はその6つの立場(シガニー・ウィーバーは最初だけかも・・・。)が最後に一本の線になって、クライマックスとなります。
【すごく良く出来ている映画です】
★★★★☆(4つ半)
最後の方はカーアクションの様相が強くなってきますが、それでも心臓ドキドキ!スペインの街中を猛スピードで走り抜けるチェイスアクションは、本当に目が覚めます!!
縮めてしまえば、『大統領を暗殺した犯人を捕まえるまでのクライムサスペンス』になってしまうのですが、暗殺する人、暗殺される人、暗殺した人を捕まえる人、だけが映画の登場人物ではない、その場には色々な人がいて、全然関係ない人まで暗殺に巻き込まれてしまっている(ここではフォレスト・ウィテカーとスペイン人の親子がそれを象徴していますが)、そういう状況は当たり前なんだよ、というテロリズムに対する、強烈な批判が映画の中には編み込まれていんじゃないかと、私は思っています。
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